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45歳で急死した青空・須藤理恵さんの知られざる一面と功績

45歳で急死した青空・須藤理恵さんの知られざる一面と功績

青空・須藤理恵さんが22日に死去したことが26日に吉本興業から発表された。45歳という若さで突然の訃報に、関西の芸人仲間やファンからは悲しみの声があふれた。須藤さんは1997年に同期の岡友美さんと漫才コンビ・青空を結成し、「baseよしもと」や「よしもと漫才劇場」などで活躍した。M-1グランプリでは黎明期から準決勝進出を果たし、麒麟や千鳥、南海キャンディーズらと共に関西漫才界を盛り上げた。

須藤さんはコンビではボケを担当し、岡さんとのチャキチャキしたしゃべくり漫才で笑いをさらった。野球が大好きで、最後の舞台となった5月9日になんばグランド花月でも、阪神ネタを織り交ぜたネタで会場を沸かせた。野球だけでなくアスリートとの交流も深く、DeNAの大和選手や牧選手からお花が贈られるなど、スポーツ界からも敬意を表された。

須藤さんは「すー」「すーちゃん」「すー姉さん」と愛称で呼ばれ、人付き合いが上手で器用でおもしろい人だったと評判だった。同期や後輩からは姉さん的存在として慕われ、先輩からも尊敬されていた。通夜や告別式には多くの芸人仲間が参列し、「献杯」や「追悼」のメッセージをSNSなどで発信した。相方の岡さんもブログで「須藤本人が一番びっくりしてると思います」と心境を吐露した。

須藤さんはお笑い界に多大な貢献をしただけでなく、多くの人々に笑顔と元気を与えた。その人生を忘れないように、誰かが思い出したり、語り合ったりしてほしいと思う。須藤さんのご冥福を心からお祈りします。

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