PEX Legendsは人気のバトルロイヤルゲームですが、PC版では表示速度(FPS)に影響する設定がたくさんあります。FPSが高いと、敵の動きをより滑らかに捉えることができ、狙いやすくなります。逆にFPSが低いと、画面がカクカクしてしまい、快適にプレイできません。
そこで今回は、APEX LegendsのFPSを向上させるおすすめの設定を紹介します。これらの設定を行うことで、APEX Legendsの表示速度を劇的に向上させることができます。もちろん、ゲーム内で変更できる設定だけでなく、PCの設定やファイルの編集なども含めて解説します。
ゲーム内の最適なビデオ設定
まずはゲーム内で変更できるビデオ設定から見ていきましょう。基本的には、画質を下げることでFPSを上げることができます。そのため、ビデオ設定は以下のようにしておくと良いでしょう。
項目 | おすすめ設定 | 影響度 |
---|---|---|
アンチエイリアス | なし | ★★☆ |
テクスチャストリーミング割当 | 低 (VRAM:2〜3GB) | ★★☆ |
テクスチャフィルタリング | バイリニア | ★★☆ |
アンビエントオクルージョン品質 | 無効 | ★★★ |
サンシャドウ範囲 | 低 | ★☆☆ |
サンシャドウディティール | 低 | ★☆☆ |
スポットシャドウディティール | 無効 | ★☆☆ |
空間光 | 無効 | ★★☆ |
ダイナミックスポットシャドウ | 無効 | ★☆☆ |
エフェクトディティール | 低 | ★☆☆ |
モデルディティール | 低 | - |
インパクトマークス | - | - |
Ragdolls | - | - |
アンチエイリアスは、画面のエッジを滑らかにする効果ですが、FPSに大きな影響を与えます。そのため、無効にしておくと良いでしょう。もし画面がギザギザして気になる場合は、NVIDIAコントロールパネルからアンチエイリアスを有効にする方法もあります。
テクスチャストリーミング割当は、VRAM(ビデオメモリ)の使用量を決める設定です。VRAMが少ない場合は低にしておくと良いでしょう。もしVRAMが余っている場合は、高にしても問題ありません。
テクスチャフィルタリングは、遠くのテクスチャの見え方を決める設定です。バイリニアにすると、遠くのテクスチャがぼやけて見えますが、FPSに影響しない程度に画質が向上します。
アンビエントオクルージョン品質は、影の質感を決める設定です。無効にすると、影が消えてしまいますが、FPSに大きな影響を与えます。そのため、無効にしておくと良いでしょう。
サンシャドウ範囲やサンシャドウディティールは、太陽光による影の範囲や細かさを決める設定です。低にすると、影が小さくなったり荒くなったりしますが、FPSに影響しない程度に画質が向上します。
スポットシャドウディティールやダイナミックスポットシャドウは、光源ごとに影を生成する設定です。無効にすると、光源から離れた場所では影が消えてしまいますが、FPSに大きな影響を与えます。そのため、無効にしておくと良いでしょう。
空間光は、光源から反射した光の効果です。無効にすると、光源から離れた場所では暗くなってしまいますが、FPSに大きな影響を与えます。そのため、無効にしておくと良いでしょう。
エフェクトディティールは、爆発や煙などのエフェクトの細かさを決める設定です。低にすると、エフェクトが荒くなりますが、FPSに影響しない程度に画質が向上します。
モデルディティールやインパクトマークスやRagdollsは、キャラクターや弾痕や死体などの細かさや残存時間を決める設定です。これらの設定はFPSにほとんど影響しないため お好みで変更して構いません。
videoconfig.txtでさらに詳細なビデオ設定
videoconfig.txtはAPEX Legendsのビデオ設定を保存しているファイルです。このファイルを編集することでさらに詳細なビデオ設定を変更することができます。
videoconfig.txtは以下の場所にあります。
C:\Users\user\保存したゲーム\Respawn\Apex\local\videoconfig.txt
※userの部分はあなたのユーザー名です。
videoconfig.txtを開いたら中身のテキストを全て削除して真っ白な状態にします。
次に↓のテキストを全てコピーして貼り付けてください。
貼り付けできたら上書き保存します。
"VideoConfig"
{
"setting.cl_gib_allow" "0"
"setting.cl_particle_fallback_base" "3"
"setting.cl_particle_fallback_multiplier" "2"
"setting.cl_ragdoll_maxcount" "0"
"setting.cl_ragdoll_self_collision" "0"
"setting.mat_depthfeather_enable" "0"
"setting.mat_forceaniso" "1"
"setting.mat_mip_linear" "0"
"setting.stream_memory" "0"
"setting.mat_picmip" "2"
"setting.particle_cpu_level" "0"
"setting.r_createmodeldecals" "0"
"setting.r_decals""0"
"setting.r_lod_switch_scale" "0.35000"
"setting.shadow
"setting.shadow_enable" "0"
"setting.shadow_depth_dimen_min" "0"
"setting.shadow_depth_upres_factor_max" "0"
"setting.shadow_maxdynamic" "0"
"setting.ssao_enabled""0"
"setting.ssao_downsample" "3"
"setting.modeldecals_forceAllowed""1"
"setting.dvs_enable" "0"
"setting.dvs_gpuframetime_min""15000"
"setting.dvs_gpuframetime_max""16500"
"setting.defaultres" "1920"
"setting.defaultresheight""1080"
"setting.fullscreen" "1"
"setting.nowindowborder" "0"
"setting.volumetric_lighting" "0"
"setting.mat_vsync_mode" "0"
"setting.mat_backbuffer_count""1"
"setting.mat_antialias_mode" "0"
"setting.csm_enabled" "0"
"setting.csm_coverage""1"
"setting.csm_cascade_res" "512"
"setting.fadeDistScale" "1.000000"
"setting.dvs_supersample_enable" "0"
"setting.gamma" "1.000000"
"setting.configversion" "7"
}
保存できたらvideoconfig.txtを右クリックして、プロパティから「読み取り専用」にチェックを入れて「適用」を押しましょう。
※重要!
ここの設定を忘れるとゲームを起動するたびにvideoconfigがリセットされてしまいます。
以上がvideoconfig.txtの編集方法です。これでAPEX Legendsの表示速度を劇的に向上させることができます。