APEX Legends(以下APEX)は、人気のバトルロイヤルゲームですが、チーター問題が深刻化しています。
チーターとは、不正なプログラムや機器を使ってゲーム内で有利になるようにする人のことです。
チーターは、他のプレイヤーの楽しみを奪い、ゲームのバランスを崩します。
チーターは、PC版だけでなく、コンソール版でも存在します。チーターは、エイムボットやウォールハックなどの種類があります。
エイムボットとは、自動的に敵の頭に照準を合わせるプログラムです。
ウォールハックとは、壁越しに敵の位置が見えるようにするプログラムです。
チーターは、APEXのランクマッチで多く見られます。
ランクマッチとは、自分の実力に応じたランクに分かれて戦うモードです。
現在はランクシステムの変更により低レベルカジュアル部屋でも増加傾向が見られます。
これらのモードでは、勝利すると報酬やポイントがもらえますが、チーターによって不正に獲得されることがあります。
チーター問題がKD率に与える影響
KD率とは、キル数(敵を倒した数)とデス数(自分が倒された数)の比率のことです。例えば、キル数が10でデス数が5なら、KD率は2になります。KD率は、自分の実力を測る指標の一つです。
しかし、チーター問題が深刻化すると、KD率は機能しなくなります。なぜなら、チーターによってキル数やデス数が不正に操作されるからです。例えば、
- チーターによって簡単に倒されてしまうと、デス数が増えてKD率が下がります。
- チーターによって敵を奪われてしまうと、キル数が減ってKD率が下がります。
- チーター自身は不正な手段でキル数を増やしてKD率を上げます。
このように、チーター問題が深刻化すると、正当なプレイヤーのKD率は低下し、チーターのKD率は高くなります。
これでは、実力を正しく反映していません。また、KD率が低いとランクマッチで不利になったり、他のプレイヤーから見下されたりする可能性もあります。
また初心者や中級者がやる気をなくす恐れもあります。
チーター問題への対策は?
チーター問題への対策としては、以下のような方法が考えられます。
- 運営側からのBANや通報システムの強化
- プレイヤー側からの通報や証拠動画の提出
- サーバー自体にチート対策ソフトやアンチチートエンジンの導入
- サーバーに高いレベルのチート検知や防止機能搭載する
- チート使用者とマッチングしないようにする(チーター同士をわざとBANしないで争わせる隔離方法
しかし、これらの対策も完全ではありません。チーターは常に新しい方法を開発し、対策を回避しようとします。
また、運営側やプレイヤー側も誤BANや誤通報などの問題に直面する可能性があります。
したがって、最終的にはチーター自身がゲームを楽しむために不正行為をやめることが望ましいです。
チートを使っても本当の実力にはなりませんし、他人の楽しみを奪っても満足感は得られません。ゲームは公平でフェアな環境でプレイすることでこそ価値があります。
まとめ
APEXはチーター問題が深刻化しており、KD率などの実力指標に影響を与えています。運営側やプレイヤー側から対策を講じることも必要ですが、根本的にはチーター自身が不正行為をやめることが大切です。
出典・関連サイト
¹: APEXでマスターが遭遇したチーターの種類! 見分け方も解説 | ゲーマーインフォ https://we-love-game.com/apex_cheater/
²: 『Apex Legends』チーター問題の惨状に、国内プレイヤーたちが嘆き叫ぶ。 EAスタッフも反応 - AUTOMATON https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210216-152132/
³: 【APEX】他のFPSゲームに比べるとなんでチーターが多いのか考察してみた https://bigorgan81.com/archives/7983
⁴: 【Apex】このゲーム隠れチーター多すぎて崩壊してるよな https://apex.gamers-labo.com/archives/8917