卵料理とは多々あるが、そんな中でも卵を使った愚かな料理を紹介する。
もっとも愚かな料理、それはうな丼に錦糸卵を敷いたものだ
これは主に福岡県でみることができる。
福岡県の料理の総合的レベルはとても高いが、この料理だけは
なぜかジャンクフードである。
卵にはほかの味をまろやかにする事ができる、がそれと同時に
料理の素材の味を吸収してしまうという特性がある。
それを風味豊かなうなぎ、ましてやうな丼に敷き詰めるなど言語道断の笑止千万である。
せっかくのうなぎをこのような得体のしれない料理にしてしまうのなら
この福岡県民にうなぎを食する資格はないといえる。
うなぎの風味が苦手なのか、それとも福岡のうなぎは臭いのか、など様々な考えが浮かんだが。
ただ一部で流行った愚かな風習が広がってしまった、と言わざる負えない。
うなぎに卵 とはせっかくに料理を台無しにしてしまう諺である。