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現代的な音楽シーンでのエレキギターセッティング

昨今のDAWやプラグインの進化により、今回はギターアンプでの生々しい音作りではなく、

AI(オーディオインターフェース)へのライン直で優位性の高いギターのセッティングについて書いていきます。

  1. レコーディング時のノイズを大幅に軽減するために、導電塗料や内部配線にシールド処理を施します。導電塗料は抵抗値のとても低いものを探して施術してください。
    ビンテージ系の音色を目指す方はこのノイズ処理を嫌う傾向がありますが現代的なサウンド(攻めたサウンド)を目指す場合、高周波数のノイズは除去すべきだと考えます。
  2. ギターの内部配線とシールドをBELDEN 88760のような情報量の非常に多いケーブルにします。
  3. POT(可変抵抗器)をフルボリュームポットやフルトーンポットにしましょう。ノイズ処理によって失われた高域を複合的に補うためです。レコーディング専用のギターであればPOTを排除することも有効です。音作りはDAW上で積極的に行えるからです。

    この時、配線関連でビンテージパーツを絶対に使用しないでください。
    ※ビンテージパーツは音質を劣化させて音作りをするアイテムなため基本的に音は細くなっていくかブーミーになっていきます。極端に言えばEQのカット的存在です。

このセッティングは温かみのあるオールド感やビンテージサウンドもしくはジャジーな方向性ではなく、スタイリッシュなサウンド、エフェクティブなサウンド、攻撃的なサウンドの方向で非常に有効で即戦力となるでしょう。5khz~の使いどころが肝になってくるでしょう。