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北朝鮮対日本2

北朝鮮が日本へ攻撃した場合、北朝鮮が勝利する可能性が高いシナリオを考えてみよう。
このシナリオは残念ながら現実的なものになる可能性が高いと警鐘をならさざるを得ない。
それは歴史が証明している。朝鮮半島の戦争の歴史は凄まじい、彼らは根っからの狩猟民族・戦闘民族と私は考える。
日本の最大の弱点は国民の意識レベルでの士気の低さである。
この背景には日本はアメリカ合衆国が守ってくれるという妄想と、
日本国民は戦争での敗戦以降、戦争をしたくない国と世界に発信し続け核も武力も持たないことを利用し、

日本がもし攻撃されたら日本のせいではなく、
一方的な他国の攻撃によるものという印象を世界各国に植えつけ、
有事の際には他力本願で世界から守ってもらおうと考えていることである。

もしも北朝鮮が戦争をはじめる場合、
従来の戦争とはまったく異なる方法で侵攻してくるだろう。
我々の想像もできないような斬新かつ単純な方法で自衛隊の最新兵器を無力化し、
重要拠点にミサイル攻撃を遂行してくる。
そのために日本国内に数多くの工作員を配備しているだろう。
非人道的な拉致や様々な約束を破る国であるから、
彼らはテロもしくはゲリラ的な作戦を行なう可能性が高い。
23万人弱と言われる自衛隊では突発的な攻撃、ゲリラ的戦略、テロ作戦等には対応しきれない。

さて話を戻そう。
アメリカや世界が日本を守ってくれるかどうかであるが、
彼らは最新兵器の実験や、政治的な絡みで日本に駆けつけてくれるだろう。
しかしそんなことは北朝鮮は想定の範囲内である。
実のところアメリカや国連は日本国内で起こったテロやゲリラ作戦には、
協力はしてくれない、というよりできないだろう。
なぜなら欧米人はおろかアジア人ですら北朝鮮人と日本人の顔の区別は付かないからだ。
これでは都内に潜伏している工作員は捕まえることができない。
現在の日本には不法入国者も多い、見分けることは困難。
さらに平和慣れしてきた日本は人道的な観点からも、
疑わしい人に安易には銃口を向けることができない。
つまり国内での戦闘はアメリカや国連には任せられないのだ。
しかし現実問題、23万人弱の自衛隊では日本全土は守れない。
数が圧倒的に足りないのである。

そこで傭兵制度の復活が国会で議論され早急に決議されそうになる。
この瞬間、他力本願な日本全国民がパニックを引き起こすであろう。
あれだけ日本は戦争しない武力を持たないという教育を受けて育ってきた世代が一挙に国外退避を計画することになる。

ところで庭先にスズメバチの巣ができてしまった場合、
一目散に逃げるは家主、頼みの綱は駆除業者となるわけだが。
スズメバチの巣がミサイルであるなら、
家主は日本国民、駆除業者はアメリカになる。
しかし今の日本の意識レベルでは、駆除業者が誰一人としていない場合に、
家主は駆除を断念し、家を捨て引っ越すほどに軟弱になっているということであろう。